私の務めるブラック企業でも、それは日々繰り広げられています。
今回は私の会社で実際に起った朝令暮改なお話をあげてみます。
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はじめに
まずはじめに、朝令暮改は必ずしも悪いことではないと、私は思います。日々進んでいく仕事の中で、朝決めた内容が夕方には変更しなくてはいけないなんてことはよくあることで。
それは全然悪くない、むしろ早く対処するのが望ましいですよね。
そうであれば全く問題ないのです。
が、ウチの会社では社長のなんとなく思いつきで出した仕事の指示が、夕方にはすっかり忘れていて指示内容が変わってくるんです。
コレが毎日続くので、1日の仕事が何の形もなさずに終わってしまうのは非常に辛い。
朝令暮改な指示
そんな朝令暮改な指示の下、完遂することなく山積みになっていく仕事をあげていきます。貴方の会社でもこんな事ありませんか?
社長の確認待ちのはずが
自社HPの内容について、朝イチで社長に確認をとったときのこと。
内容考えるから、それまで内容変更しないで。
いやいや、社長の指示待ちでしたよ・・・。
これとは逆に、GOサインを貰って進めた仕事が実は進めちゃ駄目だったなんてこともよくあります。
数時間の会議が数分でなかったことに
社長を交えての会議。アレやコレやと数時間の議論を重ねて『じゃあこの内容で進めましょう!』と決をとって会議を終了。
すると数分後に社長から呼び出しが。

結局、何すんの?
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
もう一度会議しましょうか。
何を説明してもわからない
新商品の制作を検討の際、社長がいくつかの資材業者の商品と見積もりを比較したいから資料を作って欲しいとの指示が。仕入れ金額はどの業者がお手頃か、資材はどの業者が優れているか、一通り資料を作って社長に持っていくと、サラッとこう言われます。

めんどくせぇ。適当に決めといてよ。
どう対処する?
毎日毎日、こんなやり取り疲れちゃいますよね。皆さんはどう対処していますか?
『わかりました!』で即対応
ちょっと前まで、私は『わかりました!すぐ直します!』で対応していました。だるい、めんどくさい、わからないなんて返答が来ようとも、すぐさま修正して対応していました。
仕事をするぞ!
そんな気概があった頃はASAP、帰る間際だろうが残業になろうが、できうる限り対応していました。
貴方の指示ですとバッサリ
でも、毎回すばやく対応するのが無意味であることに気づきました。気づいてしまってからは社長の不可思議な返答に対して『でもコレ、社長の指示ですよ』と返すようにしました。
悪態をつくわけではなく、ハッキリと事実確認をしないと心身ともに良くないのでしっかりと伝えます。
それでも社長は

ん〜わかんねぇ、こんなのわかんねぇよ!
私の目の前には手をつけたけど社長の判断待ちのファイルが約30案件。
この仕事、誰が片付けてくれるんだろう。
指示がないほうが売上が上がる
私の務めるブラック企業は、実質売上を作る仕組みを作ったのは社長ではなく部長でした。今までは社長の介入がなかったのでスムーズに仕事を進めて売上を伸ばすことができました。
それがある日、社長の宣言からすべてが狂いはじめました。

そろそろ俺、本気だすわ
ついでに売上も下がりました。
すぐに飽きて出勤しなくなる
本気出す宣言から数週間ですぐに飽きて、会社に出勤する日数が日を追うごとに減っていきました。今までは月曜日は会社にこないな〜だったのに、火曜日も来なくなり、水曜日は終業間際に会社にきて、木曜日にようやく朝から出社。
会社のためになる本気を見てみたいもんですね。

本気だすわ
おわり
毎日日の目を見ることのない仕事が山積みになっていくのを見ているのって意外と辛いものです。やるからにはしっかりと完遂したいもんですが、コレばっかりは指示を出す人間に左右されますよね。
終わらない仕事から現実逃避でブログを書くと捗るもんですね。