給料?お休みの日数?
でももしかしたら、その求人、書いてあることは嘘かもしれませんよ!
求人広告
求人広告には様々な情報が載っています。給料の金額や手当の内容、勤務時間や年間休日の日数。
せっかく良いなと思った企業の求人広告が嘘だったら、入社してからでは取り返しがつかないですよね。
実際に私が働くブラック企業で出している求人広告について、どんな嘘があるか紹介します。
正社員登用する気ゼロ
求人を見てみると、いきなり正社員ではなく、アルバイトから正社員登用をするという会社もありますよね。『正社員登用有り』
こんな文言で、正社員になる敷居を低く見せている企業はいくつもあります。
ウチのブラック企業はまさにそれです。
ただ、ほとんどと言っていいほど正社員登用をしたことがありません。
登用をしたとしても、それはその人の能力を求めたわけではなく、県から出る雇用に対する助成金目当て。
地域によっては新たに雇用をすると県や市区町村から助成金が出る場合がありますが、まさにそれが目当て。
助成金をもらった瞬間、無駄に登用した社員は難癖つけて辞めさせています。
異様に高い給料
せっかく働くんだから、給料は高いに越したことはないですよね。ただそれは、実際に貰えればの話ですが。
ウチのブラック企業では、給料が16万〜50万という設定で求人広告を出しています。
50万!
そんな高給取りはウチにはいません。
大半の社員は16万円に行くか行かないかというくらい。
もはやミニマムの金額ですら嘘なんですから、マックスの金額ですら嘘。
パソコンの各種ソフトを使いこなせる、HPの制作、運用ができるなどができて50万円と謳っていますが、未だかつて支払われた人はいません。
各種ソフト、各種言語を取り扱えて、さらに会社の売上を10倍に跳ね上げたスーパー社員ですら給料は据え置き。
どれもこれも嘘です。
高めに設定してある給料には要注意です。
有給休暇って何?
求人広告には有給休暇の取得率を載せたりしていますが、これは全部デタラメ。以前、ハローワークから助成金を得るために書類を作成しましたが、この時の有給休暇取得率は60%。
実際は有給休暇の取得率は10%にも満たないほど。
冠婚葬祭くらいでしか取ることができません。
何もかもが嘘だらけで、ウチの会社の求人広告から本当の事を探すほうが難しいです。
残業時間
目安で一月の残業時間を掲載されていますよね。ウチの会社ではこれも嘘。
というか、本当の事をかいたら誰も応募しません。
毎日残業は当たり前。
1ヶ月60時間〜100時間を行ったり来たりしているんだから、こんなの書けませんね。
もちろん、残業代は一切出ません。
こんなところも要注意
決して嘘ではないですが、こんな文言で求人を掲載している会社は要注意です。もちろん、ウチの会社もこんな文言で求人出してます。
要注意キーワード
やりがいのある仕事
社員全員がフレンドリー
やりがいのある仕事
人間重視
年齢・学歴不問
成果主義
アットホームな会社
一緒に成長を目指す
なんとなく良さそう、なんか頑張れそうというふわっとした曖昧なキーワードが散見されたら、それは多分ブラック企業です。
おわり
パッと見ただけではブラック企業ってなかなか見分けられないですが、注意深く見ているとだんだんわかってきます。甘い言葉に惑わされることなく、明確にどんな業務をして、どんなスキルが必要なのか、しっかりと明記している会社をおすすめします。