会社と戦う勇気が出なかったり、やむにやまれず辞められなかったり。
今回は私が務めるブラック企業から旅立っていった人たちに辞め方について紹介します。
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ある日急に出社しなくなる
まず私の務めるブラック企業からの辞め方であったのが『ある日急に出社しなくなる』です。つい昨日まで仕事の打ち合わせをして、明日からはこんな流れで取り組みましょう〜なんて話していたのにパタリと来なくなります。
休んだ初日は『風邪です』や『体調不良です』だったものが、音信不通に。
コチラから会社から電話をすればつながっていたものが、着信拒否となり全く連絡がつかなくなりフェードアウト。
こんな感じで辞めた人、過去に何人かいました。
ブラックの『ブ』の字を感じる事なく、急にいなくなるもんだから、どうしたもんかと驚きましたね。
会社に入ったばかりなら、フェードアウトで辞めることもできなくはないですね。
精神疾患で退職
この人は先の急に来なくなる人と、途中までは同じでした。たしか2〜3年くらい務めていたスタッフです。
『体調不良で出社できない』と何日間かは続いた後に、急に連絡無しで休み始める。
休むことがどんどん頻発し始めて、ついには月の半分は無断欠勤状態でした。
ただ、この人は最終的に精神疾患で退職となりました。
休み無し、過度な残業、休日にも会社に来いと呼び出し等など。
これらが原因で最終的にうつ病で仕事を続けることが困難となり、退職しました。
というか、会社が『頼むからもう退職してくれ』と言ってくるまで居直って休業し続けたツワモノでした。
私も精神疾患を患ったことがあるのでわかりますが、精神疾患は傍から見ているよりも遥かにしんどいです。
私は最終的に商品の数量を数えることができなくなり、しばらく休養をしなさいと医者に宣告されるところまで行きました。
まだ会社と真っ向から対立してやろうという意欲だけは持っていたので、仕事と労働時間をやりくりさせて、今に至ります。
ただ、心身ともに疲弊しきっていると何もできなくなってしまいますよね。
私自身の経験上、病んでしまうまで自分を追い込むことはおすすめできませんので、早めに病院に行って対処したほうが懸命です。
土下座で逃げ切る
会社のあまりのブラック加減に嫌気がさして、突発的に『こんな会社辞めてやる!』と発狂しだす人もいました。会社に務めて5年位の、比較的この会社では古参の部類に入る人でした。
『辞めてやる!』と叫んでも会社側は『じゃあ引き継ぎで半年〜1年はいてね』なんて無謀な引き継ぎ期間を提示してきました。
どんな大層な仕事をしたら引き継ぎにそんなに時間がかかるんだよと思いますが。
発狂しだした彼はこの引き継ぎ期間を受け入れることができずに、社長に土下座するにまで至りました。
『お願いします、辞めさせてください!』
ドラマの中でしか見ないような猛烈な勢いの土下座。
THE土下座、といった感じのお手本的な土下座でした。
根負けした社長が『仕方がないから、辞めていいよ』と言うと、地面に擦り付けた横顔が『ニヤリ』とするのが見えました。
人は追い込まれるとココまで演技派になれるんだなと感心しました。
恥も外聞もすべて捨てられる方には、即効性の強い辞め方ですね。
プライベートと仕事のバランスが取れない
最後はちょっと困ったちゃんの辞め方です。この人は入社して2ヶ月位で辞めました。
毎日定時で帰ってもらっていたのですが、仕事中に全くメモを取らずミスを連発するという人でした。
『業務中はしっかりメモをとって、仕事に使えるように自分で情報を整理しましょう』と注意を受けた翌日から来なくなりました。
2、3日会社を休んだ後『プライベートと仕事のパランスが取れません!』といって会社を辞めていきました。
こんな辞め方もあるといえば、あります。
変なやつだな、なんてレッテルを貼られますが、辞めてしまえば関係ないですよね。
心臓に毛が生えている方ならこんな辞め方もできちゃいますよ。
ブラック企業はなかなかやめられない
ただ、ブラック企業ってなかなかやめられないことが多いですよね。私の努めている会社も引き継ぎ期間が半年〜1年という長期間を要します。
辞めるならサクッとやめたいですし、自分の次の仕事の就職のタイミングもありますから、なるべく長期的な引き継ぎってしたくないですよね〜。
私の務める会社だと、辞めると伝えてから会社がこんなおかしな対応 をしてきます。
退職の意思表明をしてからの会社の対応
仕事量を格段に増やして強制的に残業をさせる(残業代ゼロ)
もらえるはずだったボーナスの支給を撤回
上司からモラハラ・パワハラが増える
コレを書いていてよく自分はこんな会社にいるもんだと思いますが、やはりおかしいですよね〜。もらえるはずだったボーナスの支給を撤回
上司からモラハラ・パワハラが増える
スムーズにやめるには
できれば仕事を辞めるのであれば、早めに、無害でやめたいですよね〜。先に挙げたような会社に来なくなるってのはやろうと思えばできますが、会社が辞めさせてくれない限り意味がないですし、土下座も意に介さない会社であれば効力を発揮しませんよね。
精神疾患になると辞められる可能性はグッと上がるかもしれませんが、心身ともに病んでしまっては今後の生活や仕事を探すのに支障をきたしますね。
じゃあどうするか。
すぐにやめたいな〜できれば会社ともめたくないし、極力関わりたくない。
『誰か自分の代わりに退職を会社に伝えてくれよ〜』なんて思って検索してみたらありました、退職代行サービス!
世の中便利なもんで、退職の諸々を自分自身に変わって会社とやり取りをしてくれるなんて・・・!
退職代行サービスって何をしてくれる?
気になったので退職代行サービスが何をしてくれるのか、色々調べてみました。主にこんな感じのようです。

退職代行サービス
退職意思、退職届を自分に変わって提出してくれる
即日でも退職が可能
会社に行かなくてOK・誰にも会うことなく退職が可能
退職のアレコレを悩まなくて済む
会社から損害賠償請求をされた場合の交渉などの対応
こんな感じのようです。即日でも退職が可能
会社に行かなくてOK・誰にも会うことなく退職が可能
退職のアレコレを悩まなくて済む
会社から損害賠償請求をされた場合の交渉などの対応
お〜色々とやってくれるのね。
私も、もっと早くこの手のサービスを知っていれば、今の会社で体調を崩すこともなかったんだろうなと。
弁護士がする退職代行サービス
いろいろ調べているうちに、退職代行サービスでもピンきりのようです。損害賠償などの法律関係の問題になった場合、弁護士でなくちゃ対応できないってのがあるんですね。
安かろう悪かろうで、辞められればどんな代行サービスでもいいじゃんと思っていましたが、変な代行サービスを利用して辞めた後に会社から訴えられたりなんてしたら大変ですね。
そうすると弁護士さんがやってくれる代行サービスがいいですよね〜。
コチラの汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービスなんかも弁護士さんがやってくれると。
いいですね〜辞めるなら安全にやめたいですし。
ブラック企業相手には一筋縄でいかないと思うので、法律の専門家に退職代行をおまかせしたいですよね。